HAMIDELTONのBLOG
今シーズンの全日程を終了しました。
シリーズ運営しながらドライバーをやる大変さを少しは理解できたかと思います。
パムさんやマンセル師匠が運営しながらあの速さを見せていたのはすごいこと。
今年を振り返ると苦手なメルボルンで勝って勢いに乗ろうとしたら、早々に第3戦中国でやらかし。
続く第4戦ロシアでもやらかし…そしてモナコでも最大級のやらかし。
更に初開催のバクーでもやらかし…シーズン序盤はやらかし祭り。
納得の行くレースが出来たのがイギリスという。ちょっとミスが多すぎましたね。
そしてタイヤに厳しい運転は最後まで改善できず。
レース本番パンクこそはなかったものの、パンク寸前まで行ったレースがあったので、
今後もそれは課題点。
とりあえずお疲れさまでした。
5戦を残してシリーズチャンピオン決定。
不思議と今回はそんなに緊張はしませんでした。
スタート直後の1コーナーで接触した時は少し焦りましたが、
すぐに切り替えることが出来たのは多少は成長してるのかな。
この点はこのレースで良かった所かと思います。
しかし、インターに履き替えた直後のラップのターン14でスラキチさんと接触した場面は反省。
ストレートまで待って安全に追い越しを掛けるべきだった。
次のレースは今年の開幕戦くらいの気楽な感じで走れたら良いかなと思います。
チームメイトが戻ってきたのでアシストに切り替える時期ですかね。
とりあえず何かしらにぶつけないように走ります。
・合同テスト初日にセッティングの確認
・合同テスト2日目にセッティング微修正
・合同テスト最終日に本番の作戦を決定
流れとしてはこのような感じ。
気にしなければいけないのは「ぶつけない事」、「セーフティーカー導入時に素早く動けるかどうか」。
予選でミスをせずにきっちりタイムを出して、決勝でミスをしないように走れば結果は付いてくるといった状態。
予定はスーパーソフトで予選アタックして1番前を獲ることでしたが、
40秒台に入りそうな気配があったので作戦変更、ウルトラソフトでアタックしました。
さすがにスーパーソフトで40秒台に入れられる速さは僕にはありません。
タイヤ摩耗バグが直ったおかげで柔らかい方のタイヤを使う機会が増えたのは良かった。
直ってなきゃ未だに硬い方のタイヤで1発アタックという面白味のない予選になっていたことでしょう。
シンガポールGP の結論:
決勝はもう少し攻めても良かったのと1回目のストップを引っ張りすぎた。
次戦マレーシアに関して:
P1では初年度にお腹ピーピー、2年目のシーズンに入院と出場出来ていないので初めての出走。
壁にぶつかる心配はあまりしなくていいですが、正直あまり得意ではないコースなので不安しかない。
目標タイムにはまだ少し届いて居ませんが、少しずつコースに慣れてきてます。
走り始めて真っ先に思ったこと…
前作よりすごい滑りませんかね、これ。
何かの間違いじゃないのかってくらい滑る。
ブレーキを雑に踏む→滑る
ステアリングを勢い良く切り込む→滑る
雑にスロットルを操作する→滑る
市街地サーキットであることを考慮してもタイヤがまるでゴムじゃないかのような滑り様。
モナコも滑るには滑りますがあそこよりも明らかに滑る。
とりあえずあと0.3秒くらい速くしたい…というか、そのくらいは削れると思われる。
実際、僕の中の目標タイムには限りなく近いところには来てるんですけどねぇ。
シンガポールに関しては誰が強敵ってよりは自分と壁が最大の敵なのは間違いない。
2014と2015いずれも壁にぶつかってウイング破損。
2015なんて勝てるくらいのペースはあったのにも関わらず自滅。
兎に角やらなきゃいけないのはぶつけない事。
終わった時にリザルトで1番上に居れたら良いよねというお話。